Satochanの

<<2018年10月18日>>

「月の裏側周回旅行」に想いを馳せて、、
湧き上がる疑問?

このところ、「米国Space社の企画する
月周回旅行を、ゾゾタウンの前澤氏が
支払金額1000億という
破格の高額で購入した」というニュースを
民放を中心に、しきりに報じられている。
かつて90年代にニューヨークの有名ビルや、
美術品を高額で買い占めて世界的な話題作りに
一役買って注目を浴びた高額所得者がいました。
もう日本人の中では、
こんな人物は現れないだろうと思っていたら、
さにあらず、チャンスと才能に恵まれた、
日本人が高額富裕層の一角として、着々と
準備し、一気に浮上し、大注目を
浴びているのです。
然るに、その月周回旅行ということの
意味合いが、私には、よく分からないのです。
「チコちゃんに叱られる」のを覚悟で
申し上げれば、宇宙物理学や、宇宙生物学、
宇宙科学というものに、強い関心を持たない
私でも、前澤氏の記者会見を見ても、
この旅行が、宇宙へ関心を持つ日本国民が
増えたり、世界平和に必ずしも繋がるようには、
思えないのです。
氏の発言は、何故か、偽善ぽく、胡散臭く
私には、見えてしまうのです。ストレートに
「ビジネス拡張の宣伝効果のためです」と
言うだけで良いのです!


確かに、前澤氏の、先天的な、ビジネス感覚の
鋭さは、美術品やストラデイバリウスを超高額で
購入したことで見られるように、
世界の度肝を抜き、注目度を浴びせる手法
として如何にすれば良いかを十分心得ている
ということは、認めざるを得ません。
氏の月旅行への高額の出資は、米国を中心とする
Space社のような「宇宙旅行を企画する会社の
将来性」への投資であり、翻って自らが経営する
会社の知名度と株価を高騰させることが
狙いであることは間違いないでしょう!
結果、前澤氏の資産は、更に法外な
金額になります。、、、
私は、勉強不足で、理解が到達しないので、
どなたかに知恵を拝借したいのです。
月の表面に着陸して探査するわけでもなく、
人類の起源を探るために、中継地としての
足掛かりを探るわけでもない、月の裏側を
周回旅行で見学することが、
再度申し上げますが、前澤氏の個人的利益の
他にNASAが既に、探査して予測している以上
の意味、宇宙物理学、宇宙生物学、宇宙科学
などなどの為に、そして前澤氏の行動が
「単なる金持ちの道楽に過ぎない!」と
言われないためにも
いかほど貢献するものがあるのか、チコちゃんに
叱られないようにこっそり教えて欲しいのですが、、、


<2018年10月15日>>

「覆面アーティスト バンクシー作品の切断」
ニュースに大笑い!

拍手!拍手!拍手!
イギリス、サザビーのオークションで、
1億5500万円という高額で、
バンクシーの作品「風船と少女」が、
落札された後、衆目を集めている中、
突如、作家の仕掛けで、その作品は、
切断された。1920年代以降のダダイズム
などに象徴されるような
ジャンクアートをはじめとして、
ウォーホールに代表される60年代の
ポップアートそして1970-1980年代に、
一世を風靡したバスキア、
キースへリング等のグラフティアート
をはじめとする20世紀の現代美術と言われる
作品群が、作家達の思惑を超えて、現在では、
米国をはじめとする
世界の大金持ち達の投資目的としての商品価値の
意味合いが強くなり過ぎてしまっている。
そんな彼等が、ひたすら独占的にそれを
所有したいという意図だけで、気狂いじみた
価格に高騰してしまっている現況を見て、
作家としては、いささか違和感を持っていた。

バンクシーがこれまで、様々な作品で訴えてきた
世界の矛盾や、暴力、不合理に対する
アイロニーを込めた作品の発表姿勢から見て、
単なるストリートアートに過ぎない
自分の作品もそうなる可能性を占めている
「ここで、一つ物申そう!」
「お前たちは、阿保か!」と、
問い詰めたようで、実に痛快である!
拍手!拍手!
しかしながら、バンクシーの意図とは逆に、
この作品は、さらに、高騰してしまう可能性を
占めてしまつた。
何故なら、貪欲な投資家達は、知っている。
美術品とは、作品の優秀性のみで高価値を
生むわけでもなく可変的な人間の趣味嗜好に
関わるものである以上時代を超えた絶対的な
価値などを期待することが出来ない。
付加価値の有無こそが大きな要因であると考え、
ましてや世間を揺るがすほどの
出来事であれば、尚更、高付加価値を生むと
心得ている。
然るに、今回のような格好のエピソードによって、
この作品は、さらに付加価値が付いて、
将来必ずや高騰すると踏まれてしまつた。、、、
バンクシーの意図が、真の意味で伝承されていく
ことを願いたい!


<<2018年7月31日>>


IoT時代を考える:
「Parrot Flower Power」に改めて興味津々?
今や、空中撮影や災害などの現場他、
色々な分野で
活かされている「ドローン」を開発した
あのフランスの「パロット社」が生み出した、
様々な植物の常態をリアルタイムでスマフォや
タブレットで管理出来るという
IoTセンサー機器製品である。
2016年頃に、初めて私も知ったが、その頃は、
「へー!……ほんまかいな?」という
程度の認識であった。
何せ、本体にあるセンサーが、「太陽光量、
外気温度、肥料濃度、土湿」を計測して
植物の現在の状態をリアルタイムで
スマフォやタブレットに送信してくれる
という優れもので、アプリをインストール
することでパロット社が提携する
植物研究機関の膨大なデータベースから
最適な手入れ方法をアドバイスしてくれる
というのである。
しかも単4乾電池で約半年は
連続使用出来るらしい!
今や、各種のロボット始め、囲碁や将棋などの
分野まで搭載されたAIの能力は、
過去の人間たちが構築して来た
経験や常識、人智などをはるかに越えて、
いわゆるその道の天才達でも、容易には、
太刀打ち出来ないほど精巧で手ごわい
存在となり、疲れるということも、
ましてや休みたいという感情も無く
さらに日々発達を続けている恐ろしい
モンスターである。

然るに、このところの地球環境は、
毎日、想定外のことばかり起こり、もはや、
どこまで準備警戒すれば良いのか、
誰も正解を出せなくなってしまっている。
かくいうシェーネの庭でも、これまで20年余り
枯れたり弱ったりしたことも無く、
毎年佳い花や実ををつけて来た
植物たちが、突然枯死してしまうものが
現れ始めて来た。
毎年変わりなく、注意深く管理を続けてきたにも
かかわらずである。
もはや、私の乏しい知識や経験では、
理解を超え始めている。
今、世界のBigデータを処理するAI搭載の
コンピューターと連動したIoT機器等の
導入などをも、私のような小規模園芸主と
言えども、検討する時期が
来ているのかも知れない??…
と思ってしまうのだ。
参考までに「ParrotFlowerPower」の価格を
調べたら、ネット上では、1個7344円から
19440円であるが、、、
うーん!、、、、
大きな庭木や手のかからない地植え植物達
などは別としても、バラの苗だけでも
130苗を超えるし、私の好きな
山野草やクレマチス、アジサイ、
クリスマスローズ、百合他、野菜用の
プランター等々、、注意して管理する必要がある
植物達の数が多く、これらの
全てのために用意するには、金額が、
どう見てもかかり過ぎるので、
目下逡巡している。
、、、、とほほ、、、、(~_~;)


<<2018年7月10日>>
「またしても西日本を襲った豪雨災害で
不幸にも、命をなくした方達と被災者達への
感慨」

ニュースによれば、既に「避難指示」が出ていた
にもかかわらず、
自分の住まいから、離れようとせず、死に至った
人達がいるらしい!
このことを、一部のコメンテーターで、自らの
中途半端な知識で即断することは、近頃の
気象環境に対して、これまでの経験や知識は、
なんの役にも立たないから、
この様な無謀な行動を取らない様にと、
声高に非難めいた口調で語っていた。
確かにおっしゃる通りかもしれない???
亡くなられた方達がどのような境遇の方達で
あつたのか、定かではないが
彼らも、素直にいうことを聞いていたり、
常日頃から危機意識を持っていたら、命は、
おそらく無事であったのだろう!、確かに、、
が何か、私には彼らの行動を非難出来ないのだ。
特に長い年月色々、取捨選択して人生を
生き延びて来た、いわば気丈夫な年配者達
(一般に「強情な人」と他人から言われたり、
「自信家」を自称する様な男性達に概ね
多い傾向ではあるのが、、)
彼らの気持ちの真実は、いかばかり
であったのだろう?
私は、どうしてもそこに思いが
及んでしまうのだ。
彼らにとって、「家」とか「土地」とは
何なのだろう。
ある人にとつては、先祖より脈々と
受け継がれて来た有形資産であり、自らは、
次の継承者への繋ぎの役割だと
考えていたかも知れない。
又ある人は、自らの才能と努力の結果、
一代にして、ようようにして手に入れた
貴重な財産であったのかも知れない。
そこで、いざこの「家」「土地」を
失うかも知れないとなった時、
命と引き換えにしても頑なに死守しなければ
ならないと判断するか、しないか、
その分かれ道は、何であったのだろう?
「単にノー天気な性格故に、深く掘り下げて
考えていなかっただけだよ」と、、決めつけて
よいのだろうか?
年齢が少なくとも50代前半よりも若かったり、
頗る健康で、資産もあり再起を望めるような環境が
整っていたり、立場を引き継げる子や孫、
親類縁者などが整っている人達は、
「家」や「土地」などよりもともかく、
生きながらえることを優先するであろう!

問題は、60代70代以上で、しかも身体に
自信もなく、身寄りも持たない年配者や、
経済的、身体的弱者達である。
彼らは、とりあえず、緊急非難によって、
一時的に命を取り留めたとしても、避難場所の
劣悪な環境下で、脳血管障害や、
精神的障害で命を縮めてしまうかもしれない!
又、後に、傷んだ町は、少しづつ
復興したとしても、自分の長年の
親しんで来た「家」と「土地」は、
決して元に戻ることはないのだ。
況や、当初は、面倒見が良さそうに見えた
政府を含むお役人達からも、ある日、高圧的に、
「後は、自分の努力で立ち直って下さい!」と
突き放されてしまう。この時点になると、
マスコミも次々と起こる事件に追われて
報道も極端に少なくなる。テレビでは、
「お笑い」がなんでも心の苦しみを紛らわせて
くれるなどと、絵空事で誤魔化して、
日本中が享楽的な世界に戻ってしまう。
、、とほほ、、、
彼等が、もう自分には、残された未来は無く、
既に他界した、両親や親族、様々な理由で
命を落とした世話になった恩師や先輩そして
友人達が待つ、あちらの世界へ行く
時が来たのだと、なんのためらいもなく
覚悟を決めてしまったとしても
不思議でない気がする。
嗚呼!!世は地獄!!??、、、、、
多くのボランティアや、自衛隊、警察、
消防士などの関係者の方々は、
本当に身を削って
親身に被災者達に向かってくれている。
有難いことだと思うと同時に、こんな時に、
平気な顔して赤坂で、安部総理を筆頭として、
政府関係者達が祝盃を
上げる光景は、余りに醜いし、酷過ぎる!
これでは、50%以上の国民達から
「人柄が信用出来ない」との
マスコミの調査結果も妥当で、自民党内部
からも眉をひそめられて当然と言える。
天皇家のように、国民皆から、
崇拝されるような謙虚な姿勢を貫いてほしい!
今は、問題山積の被災者達の
行く末まで見据えた、
対策と支援方針を為政者達には、
真剣に考えて行動してもらいたいのだ!!


<<2018年7月1日>>

「2018サッカー・ワールドカップ」
フットボール・ロシアワールドカップ杯で、
日本が、西野監督の指導の下、選手たちも、
戦略において知力を尽くした判断をして
何とか決勝リーグへ歩を進めた。
予選リーグの2試合の戦いぶりや、
サポーターたちの試合後の振舞で、
世界のサッカーファンたちのみならず、
スポーツを観戦する人達に絶賛を浴び、
一気に注目された日本であったが、
最終戦の数分間の戦いぶり
を見て、今度は、一挙に批判の
矢面に立たされている。
実際の処、W杯始まる前には、
サッカー通をはじめ多くの
日本人たちは、3敗を予測し決勝リーグへ
進むことは出来まいと思っていただけに、
前半2試合の戦いは、選手たちが、
本当に死力を尽くし、精一杯励み、
自力でコマを進めて来たことを、
称賛したい!!
多くの日本人たちは、この2試合を見て、
優勝まで夢見る者が現れたようだが、
残念ながら、現在のチームには、
世界の歴史を変えるまでの実力は、
ヨーロッパや、中南米の選手たちの、
とてつもなく正確で迅速な
パスワークやシュート力、脚力、体力に
比較すると、まだまだ足下にも及ばない!
だからこそに西野監督が、自力でなく他力を
期待するしか、決勝リーグへ歩を
進めることが出来ないと判断したことに、
誰も反論できないのだ。

「潔く、玉砕する!」ことを望む生き方を
称賛する日本人たちも多いかもしれないが、
もはや日本人の精神構造からこのような
無謀と思われる戦略は、
かなぐり捨てる時代なのかもしれない!
然るに、願わくは、ある意味姑息な、
こうした戦略を使わなくても、第1戦を
敗退しながらも結局は、1位で予選リーグを
通過したコロンビアのような、
真の強さを身に付けて欲しい!
一般に、よく云われる「幸運」や
「偶然」とか「流れ」とかに関係なく、
フットボール界でも、トップクラスの
国と認知され、世界中の子供達から、
実力ある理想のスーパーサッカー選手
として目されるような
日本人選手たちが、もうじき登場する
のではないかという
待望論で私の心は満たされている!


<<2018年6月16日>>


「桑田真澄」
元プロ野球巨人などで活躍した桑田真澄氏(50)が15日、
文化放送「The News Masters TOKYO」
(月~金曜前7・0)で対談コーナー
「マスターズインタビュー」に出演。今後のキャリアプランを
明かした。という記事の読後感!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
野球界については、わかりやすい解説、
子供達が憧れる理路整然として説得力のある
将来への優れた構想を持っているだけでなく、
昨今のスポーツ界を騒がす、
パワハラ問題や、選手達の薬物、賭博、常軌を
逸した生活態度などに対しても、
一家言を持つ彼は、 野球界を問わずスポーツ界の
産んだ貴重な魂であるので、ジャイアンツの
指導者もしくは、コーチのみに限定して
考えるのは、私には、少し狭量に見えてしまう。
、、、、、
彼こそ、アマプロを問わず問題山積の今の日本の
スポーツ界が必要としている将来の
向かうべき指針に向けて貴重な一球を投げてくれる
高邁な人格であるとかねてより思って来た。
、、、、、
無論、巨人ファンとしては、
ジャイアンツが迎えるということで
あれば、熱烈歓迎でもあるのだが、、(???)


<<2018年3月15日>>

「政治家の意図、官僚の思い」
目下、日本の官僚組織中でもその最たる
最優秀人脈の集合体、、大蔵省時代から
何世代にも亘り、先輩諸氏から
申し送りされ、威厳と誇りをもって、
不動の地位を築いてきたはずの
財務省が、その根幹構造にひび割れが入り、
実態が暴露され始めている。
まさに歴史始まって以来の疾風怒濤の
大過に見舞われている。
概して、官僚と言われる人物たちは、
その幼少時から、「優等生」と、
ずーっと呼ばれ続け、
周囲からも崇められてきたことなども
一因であるとは思うのだが、
極端過ぎるほど、自分自身の
「失敗」「間違い」という語彙に
反応し、該当することを毛嫌いする
傾向にあるようだ。
自分の周りを見渡し、家族、親族や、
友人たちから類推しても、多分に
その傾向が強いように
私はつねづね感じて来た。彼らの
人並外れた才能は、次のような点が
顕著であると思う。抜群の記憶力、
とてつもない計算力ならびに分析力、
優れた読解力と文章力
そしてなんといっても、まじめに
目的意識をもって絶え間なく精進する
ということである。
そんな彼らの唯一の弱点は、
「失敗」や「後退する」ことで、
人から後ろ指をさされることを
極めて憎んだり、「臆病さ」が仇となり、
なかなか彼らが育めなかったことは、
肝を据えて覚悟すること、
奇想天外な想像力や、人の後には
簡単には続かないという
「発想の転換と創造」を
生み出せず、どうしても守りの
姿勢に陥り易いということだろうか?
この点、私が、携わって来た美術の世界とは
雲泥の差があって、美術家達の多くは、
彼らのような、行儀良さとは、
ほぼ無縁で、曖昧さと人間としての味や
面白みが、作品形成に生かされてくる
場合が多く、たまにその行動に辟易する
ことがあったとしても、私は
この退屈することの無い連中のいる世界で、
どうにか楽しんで続けてこられたのだ。
従って、一部の家族達から、
異端視されても苦にならなかった。

今回の事件に翻ると、どちらかと言えば
チキンハートのこんな官僚達が、長期間、
臥薪嘗胆、連綿と築き上げて来た人生、
老後生活も、天下りも含め、恵まれた
退職金や、共済年金で安穏に夫婦生活が
送れるはずの生き方をそんなにやすやすと
棒に振るような暴挙に出るとは、
私にはどうしても理解し難い!
彼らの思いを覆すような、誰かからの
精神的圧迫に耐えきれず
正義感を押し殺してまで、引き金を
引いたとしか思えないのだ。
況や、今日のように、「官僚の人事権」を
内閣官房の人事局が抑え込んでいるのでは、
官僚達は、自分の能力を最大限に
生かせる部署に着けるかが最大の関心事で
それこそが気がかりで、
内閣の意向に注視せざるを得ない現況が
彼らの悲劇になっている。
政治家について言えば、彼らの多くは、
「人並外れた胆力」「厚顔無恥」
「目立ちたがり屋」「極端な理想主義者」
「弁舌の巧みさ」等々を、
優れて持ち合わせた人物ほど、
長続きする。従って、彼らに「権力」と
「金力」が備わればもう「鬼に金棒」である。
国民の多くから見て、眉を顰めたくなるような、
彼らのどんな傍若無人振りも、
いとも簡単に、非難の矛先を変えて、
握りつぶしてしまう自信があるからである。
しかしながら「天網恢恢祖にして漏らさず」
とはよく言ったもので、時代の良心が、
彼らの暴挙を撃沈する日がやってくる。
海深くに沈める日、、そう、もうじきに、
去れども、このしぶとい政治家たちは、
地の果てにたどり着いても「同じ穴の貉達」が
迎えて待っているので、彼らの意図に
乗せられて、虎視眈々秘かに、
海底でも栄養補給して、水面に浮上する
機会をうかがうことだろう!、、
恐ろしいことに!!


<<2018年2月25日>>

「巨頭 金子兜太死す!!」
(荒凡夫になれない「あら!ただの凡夫!」
であるとほほ!の自分への反省の思いを込めて、
追悼!!!)
「現代俳句の雄、前衛俳句の巨頭 」
そして、戦後の日本の多くの俳人達に
多大な影響を及ぼしてきた金子兜太氏が、
20日に亡くなった。98歳であった。
一般に、17文字の言葉で、自分の思いを
表現する手段があることを学ぶのは、
概ね小学校の高学年になって、
漢字の読み書きの知識が付いて来て、
古典文学作品などを
ある程度読めるようになる頃であろうとは
思うが、まだ人生経験の乏しさから、
なかなか、思いの丈を詠みあげられるまでには、
至らない。ましてや季語を含めて形式を
問われると、ますます難渋し
硬直した頭に、更に頑固な蓋が覆いかぶさり
遂には、にっちもさっちも行かなくなる。

金子兜太という俳人を知つたのは、高校2年の
時であつたろうか?
それまでの間、俳句とは、なんか約束事に
拘束されるこめんどくさい不自由な表現手段
だと思っていた。ところが、
この人は、季語などにも縛られることなく
自在に歌い上げている。
にもかかわらず、かように自己の思いが
感動的に他人伝わる俳句があることを
知って衝撃的であった。
以来、反骨の俳人、金子兜太は、私には、
忘れられない人物になつた。
小林一茶を「荒凡夫」と名称し、
高く評価した兜太であったが、自らも、
心底自由で、自然との調和と平和を
希求した。この不世出の俳人の
爪の垢ほどを貰って、
彼から「あら!凡夫」
もしくは、「穏凡夫」などでも良いから、
一度会って、そう呼ばれて見たかった!


<<2018年2月13日>>ひどく寒い日


「YUZURU」
目下、韓国・平昌で2018年冬季オリンピックが開催されている。
それぞれの国を代表する選手たちが、日頃鍛えた、
肉体と精神の過酷な練習努力の成果が、最大に試され、
発揮される時である。
4年に一度のオリンピックは、観戦するもの達にとっても、
自分の祖国を一番意識する瞬間であり、どうしても感動と興奮で
満たされ、自制することが難しくなる。
スポーツの観戦は、種目にかかわらず、全て興味があり
時間の許す限り、日頃から、生観戦したり、
テレビ・ラジオで視聴するようにしている自分であるが、
オリンピックは、子供の頃から、選手として参加したい
夢の舞台であった。
然るに、冬嫌いな自分にとって、夏場のオリンピックでなく、
冬季オリンピックといえども、看過するわけにはゆかない。
極寒の平昌で、頑張っている選手たちには申し訳ないが、
ぬくぬくと今の自分は、暖房の中、厚着して、酒とつまみを
ほおばりながら、勝手にほざいているのだ。
さて、日本フィギアのエース「羽生 結弦」が怪我から快復して
いよいよ、平昌入りした。彼は私には、不思議な存在である。
羽生選手を見ていると、いつも思う。
この選手は、たまたま、この地球上に生を得て来たが、
実は彼こそ、はるか遠い宇宙から、何らかの使命を受けて、
降臨してきた、生命体か妖精なのではなかろうか?と・・・
彼の求めるところは、地球人の人智を超えている。
この先どこまで、人間の持つ能力の可能性を
目覚めさせてくれるのだろうか思うと、あの青白い顔立ちと
痩身の姿形が、いつの日か、地球人に伝えるべき使命の
終焉の日が来て、気が付くと、当然の如く、かぐや姫のように、
天に舞い上がって元の地へ戻って行ってしまう
のではなかろうか?と・・・
弦が最大の張を結んだ時、「YUZURU」になって
宇宙のかなたに向かって行ってしまわないかと・・・・


<<2017年9月26日>>

「女性の美術品コレクター」
先日、画廊シェーネのオークションサイトを
構築している間、自分のコレクションや、
コレクションに至る経緯、その間、
永いお付き合いをさせていただいてきた
顧客達への想いが、脳裏をかすめて、
ふと、何故か気になり始めたことがある。
「そういえば、美術品のコレクターには、
なぜ女性が少ないのだろう?・・・」と・・・
一般に、美術に関わる女性達は、画家をはじめ、
工芸、陶芸、手芸等々のあらゆる制作分野で、
むしろ男性陣をしのぐほど、
人数も多く活躍している。
銀座の画廊街でも、ギャラリストをはじめ、
そこで働く、知識・見識豊かな女性達に
度々遭遇する。
しかしながら、顧客の多くは、ほとんど男性で、
何百点も美術品をコレクションをしている、
いわゆる「コレクター」と言われるような
女性には、私の知る限り、お目にかかった
ことが無い!「この男女の差は、
どこから生まれてくるのだろう?」
今日、女性の中で、男性よりもはるかに
高額の所得を得ている人達は多い
にもかかわらず彼女達は、美術品を
コレクションするという、発想は、
どうやら、生れ無いようだ。
最も、美術品コレクターというものは、
男性でも金が余っているから購入する
というわけでもなく時間をかけても、
欲しい物を手にする訳だから、
経済的なことだけの理由でも無い。
思えば、子供の時代に、親も辟易するような、
どう見ても屑としか思えないような物品
とか切手や古いコイン、石、虫などを集めて、
標本箱や宝箱の中に、大事に保管しているのは、
ほぼ男の子で、その習癖のまま大人に
成長してしまっている男性が多い。

我が家のサンジン(山の神)さんは、
どちらかと言えば、女性には珍しく、
私のコレクションに理解を
示してくれ、自分でも率先して蒐集を、
私に促すこともある。
しかし概ね「人と物」を比べてみると、
関心の度合いは、人の方にあるようで、
その点は、女性特有の「情」に関心が
向けられることが多いからであろう・・
と思っている。
思うに美術は、「情」の部分で問う
ことより、「知」の部分で解釈していく
ことが多いと思われるので、
自分を顧みても、なにごと付け、男達は、
色々「蘊蓄を語りたい!・・・」面倒な
性癖を持っているので、
コレクター達に女性が少ないのは、
自然の理なのかも知れない!


<<2017年8月17日>>

シェーネの庭 ”夏”
「どうしても気になるその姿」

昨日から、白い外壁に「アブラゼミ」
が、じっと動かず、固まったように
へばりついています。
最初、その姿に気付いた時は、
特別気にも止めなかったのです。
この庭では、2本の大きな柿の木の傍で生まれた
アブラゼミが次々と飛び交う姿を
目の当たりにするのは夏の終わりが近づく
毎年の季節の挨拶のようなもので、
ことさらのことでは無いからです。
然るに、当のアブラゼミは、今日も降りしきる
霧雨の中で、じっと息を潜むように、
ツル性植物を誘引するために張った
針金の線の中にわずかに頭を入れて、
白い外壁に張り付くようにピッタリ躰を
寄せているのです。
時間をおいて、夕方まで何度見てみても、
同じ姿勢で固まっているのです。
カメラのフラッシュにもピクリともしません。
近くに飾ってあるブロンズの少女のレリーフ像と
呼応するようにまるで、立体彫刻のように
景色を作っているのです。
ひっくり返して腹部を観察して
腹弁があるかどうか見なければ、
確かなことは、言えませんが、体躯が
やや小さく見えるので
オスなのだろうと思われるのです?
しかし、オスならば、わずか10日ほどの
この世の命に他の仲間達は、しきりに鳴いて
メスを誘っているのに鳴くこともせず、
求愛行動をサボタージュしているようです。
「あんた!何故、交尾を拒否しているの?」と
問いかけたくなるのです!

大体において、一般的には、自分の身を
鳥などの攻撃から保護するためにも、
茶色の幹にへばりついて、ゆっくり
樹液を吸いながら、
「素敵なメスが鳴き声に誘われて
やって来るのを待ってるのが、
普通でしょうが??!!・・・」
「それに、明らかにその存在が、天敵達に
ばれそうな白い壁に、なんで好んで
日がなへばりついているのさ???・・・」
???・・・色々考えていると、雨の日は、
たいてい囲碁を打っている手も止まり、
今日は、気になって、気になって、
仕方ないのです!
まさか、「虫になってでも、いいから、
一年に何回かは、この庭に帰ってきてね!」
と云って送ったもう二度と出会うことの無い
極めて心優しかった友人・
カメムシや山野草、キノコなどを夢中に
研究をしていたU君が、お盆で化身して
来ているのじゃないよね!」
昆虫の行動に詳しい方に、ぜひこのセミの
正確な行動理由を
解明していただきたいのです!


<<2017年8月6日>>


「遅過ぎる感のするつまらない番組の終了」
たまにこの番組を見ると、その度に、何か釈然としないものを
感じていた。何故なら、ゲストとして登場して来た、
様々な意見を持つ専門家達の意見を
聞いたふりをして、橋下氏が最後、必ず仕切って、
自分の意見を中心にして上から覆いかぶせてしまう。
番組の聴衆者達にゲスト達の成る程と思わせる貴重な意見の
ほとんどが、薄まって伝わるような仕掛けにして終わらせる
という仕組みになっている。
これは、あくまでも、橋下氏が次に、政界へ踊り出る
足がかりとして自己の宣伝の為に計画的に用意して利用
している番組という姿が見え隠れして番組を 見終わると
必ず不快になっていた。
それでも私は、次は、もう少しまともになるかと思って
何回か拝見したが、自分の意見が相手より優ったと橋下氏が、
自分で感じた時、司会の羽鳥氏に「今日は、とてもいい議論が
出来た!」などとほざいているのを呆れ顔で眺めて来た。
放送終了は、遅すぎるくらいに当然の帰結である。


<<2017年3月11日>>
 桜咲く季節まじかな、やや小寒い日
「忖度」
今、世間で、大阪の籠池何某という人物の
小学校建設に関わる疑惑が、毎日のように
報道で取り沙汰されている件について一言!
多くのマスコミが報じていることを全て
鵜呑みにしないとしても
この人物の精神構造に想いを馳せる時、
私には、詐欺師達の興した事件や目論見と
多々重なって非常に興味深い。
奇しくも民進党の議員が、国会で言い放った
「忖度するでしょう!」という言葉は、
実に的を得ていて、大抵の詐欺師達は、
地位、金、権力、名声というものを殆ど
手にしていないことが多いので、
こうしたものを手中に収めている
人物達と、自分が深い特別な関係にあると
いうことを、今から騙そうという相手が
思い込んでくれることこそ重要で、
騙しの典型テクニック「イロハのイ」
であるからである。
この籠池なる人物は、天皇をはじめ、
阿部総理とアッキー夫人、稲田防衛大臣他
色々な政治家達との関係を強調し、
さらには自らの学歴詐称、幼稚園の名称に
「開成」と名付けたり、名古屋の名声ある
高校に繋がりがあるように
思わせるなどなど、全ての行為が相手が
勝手に「忖度」することを
期待して行っていることは、
一貫した姿勢である。
優れた詐欺師の常套手段とは、
こういうものなのだろうと感心させられる。

かつて「消防署の方から来ました」(実際は
消防署の方角から来ましたという意味)と
言って、いかにも消防署が公に
推奨しているかと誤解させて、
消火器を法外な価格で売却する
詐欺事件があった。
これも、聞いた相手が勝手に「忖度」
した結果である。
この籠池氏ほどではないにしても、
自分の周りを見れば、似たような人達を
結構見かける。
名家、有名人、有名企業、有名大学等々の
関係者と懇意にしている、、、、とか、
出身であることを鼻高々に吹聴することで、
相手に威圧感を与えようとする輩もまた、
この「忖度」という金銭的出費の要らない
便利な技術を巧みに使いこなす嫌味な
人物達なのだ。
今回のニュースは、正にこうした
人物達の仲間に自分も決して陥ることが
無いように常々心がけねばならぬこと
提言しているように思えて仕方ないのだ!!

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