「スポーツ・ひとつの目」
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2024年3月1日
”ワーオー!大谷選手の結婚発表! 、、、”
2024年3月1日
”ワーオー!大谷選手の結婚発表! 、、、”
世界中のファン達が驚きの声を上げましたね!
兎にも角にも大谷選手のニュースは、何につけても
世の中を明るくしてくれます!
日本の新聞やテレビをはじめマスコミが
トップニュースとして採り上げるのは、
今の内外の暗い不安なニュースが多い中で
一筋の光明と希望・笑顔を求める民心の
表出なのです!
おめでとうございます!大谷選手!
今後うるさいマスコミに結婚問題で
必要以上に追いかけ回されることなく
好きな野球に専念してほしいものです!
今年は、とりあえずヤクルト・バレティン(当時)の 作った
NPBの年間本塁打記録の60本超えと三度目のMVP獲得
そしてドジャースのワールドシリーズ優勝を掴んでください!
そして来年以降もMLB記録のジャイアンツ・バリーボンズが作った
73本を越える本塁打新記録と投手としてサイ・ヤング賞獲得並びに
4度目のMVP同時受賞等々、、
もはやおそらく200年以上、、否、、
野球というスポーツがこの世に続く限り永遠に、、
他の追随者が生まれる余地の無い大々記録を残し
野球の神々達の最高峰に就けるのは
あなたしかいません!
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2024年1月3日
”箱根駅伝 次の100年新時代は青山大学から、、、”
「全日本」「箱根」の「学生三大学駅伝」で2年連続三冠を目論む
「一強」と言われもはや誰の目から見ても優勝間違いなしと思われた
駒沢大学を青山大学が見事に破った。
1区から予想通り飛び出した駒沢を青山は
2区黒田の猛追、3区太田が追い抜いてからは
1位を一度も譲らず圧倒的な強さで
青山大学が大会新記録で7回目の総合優勝を果たした。
駒澤大学は期待が大きかっただけに
大八木監督に代わり初めて監督を務めた藤田監督をはじめ
戦った選手達の悔しさは察するにあまりあるものがある。
翻って
20年前の青山大学の監督就任から地道にコツコツ築き上げてきた
原監督の采配が
今や「駅伝の雄」としてここ10年来青山大学の選手の育成と
練習方法が他の大学にも「青山方式」」として
他大学に大きな影響をもたらしているとは言え
青山大学はここ数年各駅伝大会で勝利から見放され
大きく水を開けられた駒澤大学や又他大学の猛追いから様々学び
監督と選手達が一丸となって
「強い勝利するチーム」を目指し励んできたことが
今大会に見事に結実されたもので関係者や応援する人々にとって
2015年のあの初優勝時を遥かに超える
喜びに包まれていることであろうと思われる。
今大会、私にとって特筆すべき事は以下の二つである。
一つ目は
城西大学が史上初めて3位になり
多くの駅伝ファンの目を釘付けにした。
早稲田大学スポーツ科学部出身の櫛部監督指導の下20年を過ぎて
ようやく実を結んで来た。監督自身の箱根駅伝の体験を踏まえ
高校生のスカウトと育成に心掛けてきたのが
ようやく来年以降優勝も狙えるチーム育って来たのだ。
二つ目は
来年の10位までのシード権争いが熾烈であった事である。
最後の10区まで順天堂大、東海大、国士舘大、帝京大、中央大、
大東文化大、東京農大などの各大学が鎬を削って
運営管理車の中から監督達の「1秒でも早く前に進め!」という
檄を飛ばす声と
給水をして選手を励ます懸命な仲間の姿に選手達が
手をあげたり笑顔で答え
苦しい中で元気を取り戻す様子は実に微笑ましかった。
総じて20年30年と監督を務めてきた人たちが押し並べて
口にすることは、箱根駅伝で「勝利する」ことの難しさを
語っていることだ。
そこには予期せぬハプニングが必ずと言っていいほど起こる。
だからこそ人心を惹きつける多くのドラマがそこに生まれ
多くの観覧者達をも巻き込んで
選手と共に笑顔と泣き顔の感動の余韻に浸れる瞬間が
共有されるのだ。
「箱根駅伝の魅力」について私事を申し上げて恐縮ですが、
今は亡き私の友人であるU君が、早稲田大学1年生時に初めて走った
箱根駅伝の「花の2区」で15位で終わり大きな辛酸と
悔恨の情を味わいながらも
2年時には4区で8位4年時には5区で7位と学年毎に成績を上げたが
チームにはオリンピック候補になる凄い選手もいたが
彼の在学中、優勝への道は程遠かった。
彼自身は駅伝走者としてはアベレージランナーではあったが、
箱根駅伝に対する情熱は人並みでなく私も彼と親交が深くなるにつれて
箱根駅伝の魅力にどんどん惹かれて来たのである。
もとより勝敗が明らかになるスポーツについては押し並べて
いずれにも興味があるのだが、
私にとって箱根駅伝は
毎年年初から
若くして亡くなった心根が優しく
永遠に忘れることが出来ない
U君を回想させられる別格のスポーツなのである。
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2023年11月17日
”大谷選手MVP受賞‼️”
MLBア・リーグのエンジェルスの大谷選手が日本国民はもとより、
多くの全世界の野球ファン達の期待通り、
2021年に続き2度目の記者投票満票というMLB野球史上初の
記録でMVPを獲得しました!
今日は、皆さん笑顔でこの話題を語り喜びの一日を過ごしましょう!!
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2023年10月16日
”スポーツや文化の繁栄は平和がもたらす恩寵、、、
時は今、思考回路を見つめ直す時代、、、”
各競技で、日本人選手達の活躍ぶりが
スポーツファン達に感動と熱い声援を誘い
コロナ禍からようよう抜けつつある世相に
明るさをもたらしてくれている。
現今の目を覆いたくなる世界中の戦争による惨禍や
地球環境の最悪化などなどの忍び寄る暗い世相で
人々の心は未来への漠然とした不安感や
焦燥感に苛まれ、時として満ち満ちた「絶望感」で
不幸な事件も多発している時代でもある。
そんな中で
日本国民の心を明るく開放させ笑顔を供給し
わずかな間でも希望を与えることに資する
大きな原動力となっているのが
各競技の日本人スポーツ選手達の活躍であることは間違いない。
プロ野球MLBの大谷選手の「初の日本人ホームラン王」然り
9月の男子バスケットの劇的な48年ぶりの次回のパリオリンピック出場権獲得
同じくバレーボール男子の2008年北京大会以来の自力出場権獲得
惜しくもベスト8へは進めなかったが「ラグビーのパリ大会」は
深夜放送であったにもかかわらずテレビ画面に日本国民を釘付けにさせ
アルゼンチン戦では後半まで可能性を残し日本国民に
フェアプレイと感動の命のエネルギーを灯し続けたのだ。
フェアプレイといえば、中国杭州のアジア大会では、
サッカーの北朝鮮のラフプレイは、如何ともし難い
醜いスポーツ選手としての仕業であるにもかかわらず
日本選手並びに応援に駆けつけた観客達も冷静に平然と
審判の判定に任せ男女とも優勝したことは見事であった。
サッカー2026年ワールドカップに向けて、
森保ジャパンの勢いがすごい。今年の国際親善大会で目下5連勝で
いづれも4得点以上を挙げて圧勝している。
三笘、久保を始め細谷、藤田、後藤らの若手たちも急成長し
次回のワールドカップは念願の
ベスト8以上も期待できる力を備えてきている。
今週は、私の大好きなマラソンの季節の始まりである。
瀬古利彦が発案して始まった第2回MGCが昨日行われ
男子は小山直城と赤崎暁、女子は鈴木優花と一山麻緒が
パリ五輪に内定した。
小山は39kmから鈴木は38kmから抜け出しいづれも
他を振り切って優勝した。
女子の一山以外はいづれもオリンピック出場初めての
若手でこのダークホース達が、
パリ五輪に内定したことは意義深い。
今年世界は男子はケニアのキプタムが
シカゴマラソンで2時間0分53秒
女子はエチオピアのアセファがベルリンマラソンで
2時間11分53秒という男子並みの
驚異的な世界新記録を作った。
今やマラソンは男女とも30km過ぎからが勝負で、
そこからのスピードと走力が極めて優れるものが
勝者に結び付いている。
しかも、世界は若手が次々と台頭し世代交代も激しくなっている。
私は今回の女子マラソンには出場出来なかったが
岡山の津山高校1年生のドルーリー朱瑛里が近いうちに
「時代を担うランナー」として成長して登場してくるのを楽しみにしている。
今回最年少の鈴木優香が優勝会見で世界の選手達を見つめ
単に入賞ではなくメダルを目指した発言をしたことは頼もしくみえる。
私が期待していた男子の鈴木健吾は怪我から十分回復せず途中危険し、
復帰したあの大迫は今回も前回同様3位にとどまり、
共に次のファイナルチャレンジを期することになったが
彼らはレース展開をもう一度見直す必要を感じたことであろう!
最後に29kmまで、トップを守り最終4位に漕ぎ着けた
川内優輝の頑張りはかつて雨の「ボストンマラソンで優勝」した時を
彷彿させ微笑ましくもありこの「最悪の雨のMGC」を確かに
盛り上げたベテランとして拍手を送りたい!
さらに関東一円だけでなく全国の大学に門戸を開いた
来年正月第100回記念大会を迎える「箱根駅伝予選会」も
喜びと涙の大会で「キュン」とさせるものがあり
毎度ながらマラソン国際大会とは別の
自分たちの青春時代を振り返させる貴重ななスポーツ大会で
来年正月の観戦がまた楽しみになって来た。
いずれにしても今、日本のスポーツ選手達が、
あらゆる分野で世界の選手達と「体力、気力、技術」に於いて
遜色なく拮抗もしくは優るまでに達しているのは、
何度も機会あるごとにこれまで申し上げ書いて来たが
少なくとも第2次対戦以後「昭和、平成、令和」と
平和国家としての道を78年歩み続けていることがもたらした
ことがスポーツや文化面(例えば「藤井聡太の八冠獲得」)で
大天才達を生み出している大きな要因となっていることは確かであろう。
権力を欲しい儘にし、一部の人間の有利だけを望んで、
不毛な戦いを重ねる国々や変革や斬新な改革を毛嫌いし
「獲得した地位」に延々諾々固執している
「老害」の政治家達はぜひ猛省して、
地球の未来を希求する若き才能あふれる天才達に道を開放させ、
自らの思考回路を見つめ直す時がもうとっくに来ているのだ。
私自身の反省をもこめて、、、
掲載写真;スポーツのフリー写真から
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2023年9月5日
”夢が現実へ、バスケット観が変わる日、、、”
来年のフランス・パリ・オリンピックに出場が
決まりましたね!本当に感激です!\(^^)/
思えば2番目の兄が中学に入ってバスケット部へ入部した
ことを契機に小学校に入りたての自分も影響を受けて
バスケットに興味を持ち3番目の兄も含めて
庭で練習を行うために
母が育てていたヘチマ用の竹で組んだ棚を利用してそれを
バスケットのカゴに見立てて
日がな「カットインとシュート」の練習を
繰り返しました。
その頃未だ東京ではバスケットの出来る室内体育館が
ほとんどありませんでしたが、私の住む文京区の家に近い
「京華商業高校」という高校で本格的な新体育館が
完成しました。
そこが、オリンピック出場選手を決める強化合宿のための
練習場となりました。
練習は夜7時頃からはじまります。
当時「その高校の守衛」をしている夫妻の息子N・Y君とは
同学年で気が合ってよく遊んでおり
その高校の放課後の出入りは自由で門が閉まった後でも
私は入場出来たのです。
当時はオリンピックに例え出場したとしても日本チームは
世界の強豪国には子供の手をひねるくらいの弱小国でしたの
期待して練習を観にくるような人はほぼいませんでした。
糸山選手や杉山選手といったオリンピックに出場した選手達が
熱心に練習を観てくれている子どもに気が付いて
休憩時間になると
気軽に話しかけてきて色々教えてくれました。
彼の開いた股下を私がドリブルして楽々潜れるのに
私はとても感動して「なぜそんなに背が高くなれるの?」と
尋ねると「昆布は好き?昆布を食べるといい!」と
今思えば冗談まじりの回答をまともに受け止めて
翌朝から母に頼んで毎日昆布を使った料理を
作ってもらったほどです。
しかし昆布に含まれるヨウ素は「成長促進と新陳代謝を促し
気力亢進」にも効果があるので正解かどうかは別として
運動選手としての食事の摂取法の一つとしては
間違いではなかったのです。
私の小学校での「将来の夢」の文章は、
「バスケットでオリンピックに出場する選手になりたい」
となりました。
中学に入り怪我や病気を繰り返し特に陸上の大会に
出場する為の練習中に「左膝の骨折」をしたのは
大きな転換を余儀なくされました。
「もうこれ以上身長が高くなることは望めない」と医者から
引導を言い渡され夢は脆くも崩れてゆきました。
当時のルールは今のルールと大きく異なり、
ゴール下の制限区域内の「3秒ルール」などは無く
背の高い者がゴール下にいると
その者のもつ運動神経能力が若干低くてもその者へ
正確にパスすれば得点に容易に結びついたので
身長の高さは重要な要素でした。
今は「24秒ルール」や3ポイントエリアが設定されているので
当時より身長差のハンディが縮小されてきています。
現に今回も「河村や冨樫」といった身長170cm前後の選手達が
スピードと巧みなドリブル駆使してガードを潜り抜け
ゴールに結びつけたり
時にガードする者が距離を開ければ3ポイントシュートで
決めるという頭脳プレーが効果的になり
「バスケットが断然面白いスポーツ」になってきました。
今や平均的な身長の日本人選手達でも
本人の運動能力と努力次第でプロバスケット選手になる夢を
抱ける時代になっていることをはっきりと証明してくれました。
かつて日本バスケットが振るわず世界的にも
日本バスケットの未来は暗く若者達に
見向きもされなかった頃
私はある時朝日新聞の「声」の欄に
柔道や、ボクシングなどが「体重別」というのがあるように
バスケットも「身長別」というのがあっても良いのではないか
という文書を投稿しましたが、
敢えなく無視され採り上げてもらえませんでした。
今日3ポイントを75%の確率で決める「富永」をはじめ
ルールの変更を有利に利用し適合させて
身長のハンディを克服している日本チームを
バスケットの欧米強豪国達も
油断できない相手として認知し始めているのを見れば
弱点を克服することこそスポーツの醍醐味と考える
朝日新聞社の編集達の眼には私の意見なんぞは
挑戦から逃げる消極的意見で
当然「却下」となったのでしょうね!
いずれにせよ対戦相手に応じて作戦を変えていく
「知恵」を身につけた
「努力と工夫を惜しまない日本人の上昇志向能力」は
今後も世界のバスケット観をも変えていく
ことになるに違いありません!
掲載写真
The Sporting Newsから
2023年8月28日
”難攻不落のヨーロッパの大障壁を崩した日本チーム
お見事でーす!”
皆さん‼️ご覧になりました?
昨日の2023バスケットワールドカップ!
興奮しましたね!!まさかが起こりました!
第4クオーターの大逆転!格上のフィンランドを撃破しました。
何と言っても先日のドイツ戦とは見違えるように
リバウンドを終始確保し続けたホーキンソン、
前半からベテラン・比江島の3ポイントを含む大活躍
先行された第2、第3クオータの20分間この
苦しい時間を我慢し差をなんとか10点差で乗り切ったことが
最終クオーターの逆転劇に繋がりました。
第4クオーターの10分間はまさに日本チームが
完全に覚醒し全選手一丸となった気迫は
日本チームの大声援とも相俟って、フィンランドの勢いを
完全に封殺した感がありました。
3ポイントの雄「富永」のシュートが
ドイツ戦時のうさを晴らすように見事に決まります。
そして沖縄アリーナに相性が良いと言っている
若手の河村も次々と3ポイントを決め
あれよあれよという間に
ついに逆転しさらに差を広げ、
詰めかけた沖縄会場の応援は絶頂に達しました。
終了の笛が鳴るまで全選手緊張を切らさない「攻めの姿勢」
を堅持し続けました。10点差の勝利です!
3ポイントも終わってみれば トム・ホーバス監督が目指す
成功率40%に迫る39%でした。
いやーお見事でした!
昨日は興奮し過ぎて、就寝時間が遅くなりました、、😅
今の「ホーバス・ジャパン」は世界に通じることを
見せつけました!
引き続き次のオーストラリア戦に勝利して第1次ラウンドを
是非突破して欲しいものです!
掲載写真
Yahooニュースから引用
2023年8月23日
”「陸の王者慶應」107年ぶりの優勝おめでとう!”
〜人生で一番輝いていた時代を誰もが思い起こす青春の日々〜
第105回全国高校野球選手権大会・決勝戦で慶応高校が
大正5年(1916年)の優勝以来なんと107年ぶりに優勝を決めた。
相手は東北の雄・昨年夏の覇者仙台育英高校である。
夏の選手権を連覇した高校は、高校野球の長い歴史の中で
たったの6校(唯一3連覇した「愛知・中京商業」を含む)
しかなく、
近年では2004年、2005年の「駒大苫小牧高」の
1校のみで東北以北の高校の夏連覇に東北地方出身の人達から
特に大きな期待がかかる決勝戦であった。
この両校は、本年「春の選抜」でも2回戦で戦い
今年春から導入された「タイブレーク」延長戦の末
仙台育英が辛勝した因縁の相手である。
かつて甲子園で日本中の野球ファン
のみならず若い女の子達をも巻き込んで
日本中を夢中にさせた伝説の
あのPL学園の「清原和博」の次男(1年生)に
「春の選抜」では
最後に打席が回ったが残念ながら三振で
終焉したのだった。
かくいう私も久しぶりの好勝負と歴史を塗り替える試合が
楽しみで8月23日の午後2時からのNHKの放映を
とても見逃すことは出来なかった。
大入りの甲子園はほぼ大半が「慶応の応援者達」で
埋め尽くされた感があった。
仙台育英の先発右投げの「湯田」も見上げれば
3塁側のものすごい慶応応援団
の声援には圧倒されたに違いない!
それに追い打ちをかけたのは初回の慶応のプリンス「丸田」の史上初の
先頭打者ホームランで動揺は増幅された。
しかし「逆転の仙台育英」と言われていただけに
2回3回の攻撃で2点を返し
1点差に追いついた時は「流石」と思わせるものがあり
勝負の行方は予想がつかない好勝負が予感された。、、が
5回表の「仙台育英」の不運なミスも重なり
「慶応」が5得点を追加して
勝負の決着点が見えてしまった。
しかしながら簡単には諦めない「仙台育英」の
攻守備と攻撃により
甲子園は盛り上がった。
慶応の5回までコントロールの良い決め球の
「カーブとスライダー」を投げて
2失点に留めた2年生の大型左腕の先発「鈴木」に代わった
同じく2年生エースの「小宅」がその「仙台育英」の
強力打線を無失点で抑えきり
見事に執念ともいうべき「春のお返し」の
勝利をもぎ取った。
それにつけても
9回裏の最後まで諦めない仙台育英高校の
「笑顔」と「涙」の美しい球児達の
懸命な戦いぶりに多くの観客達は心動かされたのも
確かであった。
不運だったのは、
「コレラ感染防止」への配慮から長らく声を上げる応援が
禁止されてきたが今年から全てのスポーツでそれも解禁され
今回は「慶応」への「応援のエネルギー」が
甲子園球場はもとより
全国的に明らかに「仙台育英への応援」を凌駕したと
言っても過言ではない。
スポーツにおいて勝敗を差配する女神も「アウエー」よりも
「ホーム」の応援の数の多さがやはり受け入れ易いのだろう!
兎にも角にも、本日は清々しい野球観戦であった。
全国高校野球大会は「野球が楽しい」と思う少年野球からの
延長線上の極みでもあり、それは人生で
「純粋にひたすら夢と希望と熱意に満ち満ちた・
一番輝いていた時代」を誰にも思い起こさせる
「青春」の日々と重なるからかもしれない!
2023年6月11日
”天才達の誕生”
近年、各種のスポーツで10代20代の若き日本人の
「一頭地を抜く」活躍が
光り輝き強さが際立って見える。
先のWBCを始めとする野球は無論、卓球、水泳
バスケット、ラグビー、バレーボール、スケートボード、
ボルダリング他 冬季の各種競技種目に至るまで
「スポーツニュース」で
毎日のように「快挙」の喜びの歓声を見聞きする。
かつては、「国技とも思われる柔道」他マラソンや
体操、レスリングなど一部の限られたスポーツの中で
傑出した天才達が注目報道されたことは多いが
今日のように広範囲のスポーツ分野で躍動する
若き日本人選手達の姿が
取り上げられることはなかった様に思う。
今週も、
長い歴史を持つテニス・全仏オープン・
車椅子テニス部門であの国民栄誉賞を
獲得した國枝慎吾のこれまでの偉業を見事に継承して
史上・最年少の17歳で優勝遂げた小田凱人選手
そして
男女混合ダブルスで、女子ダブルスの3回戦で
「失格」の憂き目に会った加藤未唯選手の艱難辛苦を
乗り越えて杉山愛以来の優勝は、
世界に感動をもたらすものであった。
あの「失格」の判断結果は、テニス経験をほぼ持たない
私なんぞから見てもスポーツのルールや判定に疑問と
違和感をもたらすものではあった。
それにしても又又新たな夢を持たせる魂の誕生に
大拍手を送りたい!
これまで多くのスポーツにおいて、
どうも欧米中心の選手達に不利になるような競技ルールは
有無を言わせず改訂がなされてきたのも事実である。
例えばかつて冬の「ノルディック複合」で日本人のジャンプの
活躍が際立ち始めるとスキージャンプとクロスカントリーの
タイム差に変更が加えられ日本人にはどう見ても不利に思える
結果になった。ことほど左様に枚挙の暇が無いほど
あらゆるスポーツで「欧米選手中心」の有利な
ルールに偏重してるように見えて仕方ない。
しかし今の若き日本人の若者達は、
難なくこれを乗り越えてしまっている。
特筆すべきは、長い保守的な米国大リーグの原則ルールを
変更させた凄い男が居る。ご存じの「大谷翔平」である。
2022年から導入された「大谷ルール」という
全く新しい「ルール」を創設させてしまったのだ。
ところで
近年日本人の人口構成が「ヒョウタン型」と言われて
若者の数が激減している。
戦後まもない頃「団塊の世代」と言われる子供達の誕生と共に
「ピラミッド型」の人口構成が「神武以来の好景気」だの
「右肩上がりの成長と思考」だの
と呼ばれて、敗戦国の日本がまがりなりにも
国民全てが「中流意識」を持つことに浮かれ酔いしれてきた。
しかしながら私の知る限り、日本の若者人口が
ピークの大阪万博の頃の全人口の35%位の割合から
現在の25%にまで激減しているのに
スポーツ界で世界を凌駕する選手達が、現在の方が
断然多く輩出しているのを見ると
「人口の多少」と天才達の誕生は必ずしも
相関関係が無い様に思われる。
近くインドが中国を抜き世界一の人口になるそうであるが、
スポーツ分野のみに限らず、
「政治・経済・科学・医学・芸術・文学」などなどの全ての
分野においても同様に「世界を変える天才達の誕生は、
人口が多いからといってそれだけで輩出確率が
増える訳ではないのだ」と
私には思えてしまうのだ。
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2023年3月5日
”チェコの選手達にもエールを!”
コロナ禍により2年延期された、日本国民の野球ファン達が、
待ち望んだWorld Baseball Classic(WBC)
第5回大会が、いよいよ来週9日から始まる。
大リーガー・ダルビッシュの早期日本チームへの参画に始まり、
テレビ各局の応援合戦も功を奏し
熱狂的ファンのみならず俄野球ファン達にも
「WBCの三文字」を聞かない日が無くなっている。
一昨日の大谷翔平の帰国参画で名古屋バンテリンドームは、
WBC開戦前から超満員のヒートアップ現象で日本人選手達の
ユニフォームやタオルなどのグッズは、どこのスポーツ店でも
すでに完売である。
過去の4回の大会を凌ぐこの超人気の要因は、言うまでも無く
米国の公式ボールに慣れた超人・大谷翔平を始めダルビッシュ、
ヌートヴァー、吉田正尚、
鈴木誠也(今回怪我のため残念ながら不参加)等
MLBに所属する日本代表選手達の活躍が見れる
というだけでなく
国内投手陣では「2年連続4冠」の山本由伸
「完全試合の令和の怪物」佐々木朗希を筆頭に戸郷、
今永らの安心感のある先発投手陣そして松井、栗林、大勢他、
抑えに選ばれた投手達も
皆容易には打ち崩せない投手陣で過去最強の布陣だからである。
野球は相手に点を与えないのが勝利の原則であるから
栗山監督が他国に勝る優秀な投手達を多人数を揃えたことは、
ここ2回日本が優勝を逃し雪辱を期する必至の想いが
伝わってこようと言うものだ。
現在「投高打低」と言われる日本プロ野球界の中で
将来を背負う野手陣に於いて
昨年の最年少三冠王、日本人最多ホームラン数を打ち立てた
村上宗隆をはじめ岡本和真等の若手達に活躍の場を
引き出す役目を担った山川、源田、山田等のベテラン勢の
働きが優勝に向けた鍵ともいえるだろう。
私が野手陣の中で特に注目しているのが周東佑京である。
この選手は内外野問わずどこでも守れ
且つ走力が人並み外れて優れているので
必ずや他国に抜け目のないユーティリティ選手として
脅威を与えることだろう!
以上総合的に勘案すると今回優勝の確率が非常に高い
日本チームであるが、今回のWBCが史上最大の戦いと
言われて俄然注目されているのは
大谷と同じエンゼルス所属で3回もMVPを獲得している
トラウト外野手をはじめサイ・ヤング賞獲得の
アルカンタラ投手など
バリバリで現在MLBで大活躍している多くの選手達が
米国のみならずドミニカ、プエルトリコなどの強豪国の
代表として参画するので
まさに世界一を争う熾烈な戦いとなることは言うまでもない。
日本ではこの大会を垂涎のスポーツの楽しみとしてマスコミ他
連夜に亘って報道している大きな理由がここにもある。
サッカーの世界大会に比べて地球規模で、参加する国々が
まだ圧倒的に少ない野球がこれを契機にさらに拡がって
行くことを一野球ファンとしては、望む次第である。
然るにヨーロッパや、アフリカでなぜサッカー程野球が
拡がっていないのかについては、様々な理由があろうが、
ヨーロッパでは、オランダ、スペイン、イタリアなど
欧州野球連盟(CEB)に加盟する国が40数カ国
アフリカに至っては、南アフリカ、ナイジェリア、
タンザニアくらいである。
そこで本日は、第1次ラウンドで3月11日(土)日本と対戦する
ヨーロッパ代表になったチェコに焦点を当ててみた。
なんと驚くことにチェコの代表選手達は、本職が高校教師、
ファイナンシャルトレーダー、雑誌編集者、
消防士などなど多種多様である。
彼らがプロの野球界でも超一流の日本人選手と戦えることで
燃えているらしい!
大谷や、ダルビッシュ、佐々木朗希などの投手達と
対戦が出来ることなんぞ通常望むべくもない高嶺の花なのだ。
目下のところ、佐々木朗希が当日の先発になるのでは
ないかと予想されている。
佐々木の160km近くの投球を打つことは至難の業とは思うが、
もしヒットしたとしたら大金星となるであろう!
まず勝利で飾ることは無いとは言え一流選手達と
懸命に戦う体験をしたことで、
祖国の子供達に与える影響は大きいと思える。
1961年柔道パリ世界大会で無差別級でオランダのヘーシンクが
日本人を破って優勝して以来
オランダ他ヨーロッパで柔道は隆盛を極め今日に至っている。
私は勿論今回は、日本チームの優勝は間違い無しと
確信しているが、野球全体のことを考えると
将来のヨーロッパやアフリカ世界の野球人口の拡大を視野に入れて
弱小ながらこの健気で懸命な姿勢でWBCに挑戦する
チェコの選手達に
「判官贔屓」のような気分になってエールを送り
チェコの選手達がせめて希望の窓を開く契機になるような
活躍にも期待しているのだ。
2023年1月3日
”今年も楽しめた箱根駅伝”
2022年,年末に何とか病床生活から抜け出て
次の手術までの間、いっときの間の退院が出来た。
これもひとえに、慎重に治療を続けて頂いた
女医D医師のお陰である。今は身体中に蓄積された
毒素がすっかり排出されてなんか若返った
気もしている。
普段とは違った消化の良いものに限定されたおせち料理とは
なっているがそれを味わいながら兎にも角にも2023年正月も
暖かい部屋でこうしてぬくぬくと
箱根駅伝をテレビ観戦出来た。
私は正月のスポーツ観戦は、ラグビーやサッカーもさることながら
なんと言っても箱根駅伝には特別な感慨が湧いて来る。
チームの襷を次の選手に確かに繋ぐ為に箱根路を
懸命に走る選手達を観ていると、
夢と希望そして正義感と責任感さらに屈辱と絶望と漠然とした不安などなど
様々に内混ぜになりながらも
若さと輝きに満ち満ちた自分の青春時代と重なって
あの時の熱い感情が身体の裡からまたしても湧き上がって
心躍るのだ。
今年第99回箱根駅伝の結果は、往路で駒沢大が19年ぶりに優勝し
そのまま復路も箱根駅伝常連校中央大学の27年ぶり総合優勝を目指した
力走を振り切り1位を最後まで譲らず総合優勝を勝ち取った。
大八木監督率いる駒沢は、選手達を鼓舞する監督の並走車からの
檄を受けて全区で安定した走りを見せて
出雲、全日本に続いて大学駅伝3冠の偉業に結びつけた。
いつもながら箱根駅伝ではとんでもないドラマが起こることも
大きな魅力の一つであるが、
今年私が目を見張る活躍をしたことで注目したのは以下の選手達である。
1区で力走した関東学生連合の育英大・新田である。
一時オープン参加で公式記録にならない「無名の選手の区間賞か?」
と思われるほど沸かしてくれた。結果は最後、明治と駒沢に抜かれて3位で
襷をつなぐことになったが見事な走りであった。
次は、なんと言っても4区を走った東京国際大学の留学生ケニア人の
イェゴン・ヴィンセントである。「一時間ジャストの区間新記録」で
八人ごぼう抜きのぶっちぎりで走り抜けたことである。
既にこれまで2区3区と区間新記録を持つ彼が、
最強のランナーの異名に相応しい
素晴らしい記録を最後の4年生の箱根駅伝で記録を積み重ねた。
そしてもう1人は、「山を制するものは箱根を制す」
と言われる5区で区間新記録をマークした城西大・山本である。
13位から9位までチームを押し上げた結果最終9位となり
シード権を死守するのに貢献した。
昨年の覇者青山学院といえども6区で失速した後は、
もうこれまでかと思われたが、エース区間の
9区で岸本が粘り区間賞で3位まで復活したのは流石である。
総じてこの青山大学がここ10年ほどで
原監督の下急カーブで毎年優勝の最有力候補にまで転じたように
この4−5年で箱根駅伝に更にまた
新風が吹き始めていることは確かである。
かつて駒澤大学で初の総合優勝を果たした当時の主将であった前田監督率いる
國學院大学の「出雲、全日本大学駅伝の準優勝」に続き今回の箱根駅伝は
4位に甘んじたが確実に優勝への道を歩んでいる。
そして最後に
箱根予選会で6位に入り55年ぶりに箱根路を
走ることになった立教大も今回は18位に終わったが、1−2年生中心
の選手達を見ると来年以降飛躍的な発展が期待出来るのではなかろうか!
箱根駅伝の観戦ほど楽しいものはない
2022年11月24日
”日本中が歓喜し、世界中で日本の文字が飛び交った日!”
“日本中が歓喜し、世界中で日本の文字が飛び交った日“
2022年11月23日この日の深夜、ついに日本サッカー界が
来るべき新時代に向けて新たな歴史の1ページを
開く日となった。
カタール開催のFIFAワールドカップで、今まで一度も
勝利したことがなかったあの世界を4度も制覇した
優勝候補のドイツにまさかの2:1の大逆転で日本が勝利を収めたのだ。
前半の立ち上がりはともかくも中盤以降
ドイツの卓越した技術と日本の弱点をつく
中央からせめて手薄になった両サイドからゴールに切り込む
巧みな戦略で、もはや日本陣営はひたすら防戦一方に追い込まれた。
森保ジャパンの意図した戦術が影すら見えない状態に陥り
権田の懸命なガードが運悪くPKとなり1点を取られその後も
ドイツの猛攻に会った時点では、
「又も日本はダメか、、」思わせた。
が、、会場のサポーターは無論日本中の大応援の情熱、
そして「ドーハの悲劇」並びに前回の「モスクワでの8強入り」を
一寸した心の空きから阻まれてしまったあの「屈辱の痛い過去」
から艱難辛苦、繰り返し学んできた選手達は、想いを
自ら鼓舞激励して奮い立たせ勝利へのエネルギーへ切り替えさせたのだ!
それは、後半に入り、森保ジャパンのドイツを翻弄させる
3バック−5バックのフォーメーションの大変更を契機に
酒井、吉田、板倉らのラインの押し上げに結びつき、結果
伊東、鎌田達が攻撃の動きへと練習通りにとれる様になり
富安、三笘、浅野、南野、堂安らの攻撃的選手達の
交代導入と相まって彼らの
パフォーマンスが見事に生かされ堂安の同点ゴール、
浅野の大逆転ゴールに結びついたのだ。
それにしても流石に世界の強豪であるドイツの怒涛のような
反撃は日本を応援する観覧者達の心臓をも止まらせるほど
ハラハラさせる見事で恐ろしい攻撃であった。
その猛反撃を4度も食い止めたゴールキーパー権田のセーブが
なければ勝利はおそらく得られなかっただろう!
この日の最優秀選手の称号にまさに相応しくPKの失点は完全に
払拭されたことも、この日の忘れられないゲーム内容であった。
今回のゲームを見てつくづく思うのは、
「攻撃だけが全て武器」ではないことがまた立証された。
「守りながら攻めて最後に僅差で勝利する」
多くのスポーツの中で、この趣旨に沿った
スポーツの最たるものがサッカーなのであろう!
それがサッカーのの魅力のひとつでもあるのだ。
私は、時期や天候理由で庭作業を行わない日は、
最近では、AIを相手に実力不足で
ほぼ勝利することの無い下手な囲碁を
パソコンで打っている。
囲碁は、守りながら攻撃をして「地」を確保して
僅差で勝利することを佳しとしている。
多くのプロ棋士達は、「半目から数目」の差で勝利することを
盤面を読みながら予測するという頭脳プレイをしている。
私には「勝利の原則」を考える時類似したものを
感じてしまうのだ。
最後に、今回出場している選手達が一様に
「まだ1試合に勝利しただけで目標に達したわけではない、、、」と
気をけっして緩めずにいる発言を聞いて頼もしく
この後コスタリカとスペイン戦を通じてグループリーグ戦を突破し
決勝リーグに駒を進めそこでも好成績を収められるであろうことを
期待し始めている!
2022年9月5日
''凄いね!村上!遂ににやりました!''
2022年9月13日 ヤクルトの村上宗隆が
神宮球場での対巨人戦で
巨人エースの菅野から54号
そして9回裏には、左翼席に
史上5人目の55号本塁打を
今季巨人で唯一光る抑えの大勢から放ち、
ついにあの王貞治に並びました!
試合は、岡本を始め両チームのホームラン争いという
壮絶な戦いの中巨人の辛勝で兎にも角にも
終わりましたが、私の様な今季の優勝を諦めている
巨人ファン達は恐らく勝敗の行方よりも本日の試合は
この偉大な記録達成を固唾を飲む想いで観戦していただけに
ヤクルトファンと同様大拍手で賞賛したのです!
村上の今季は、既に5打席連続ホームラン、交流戦のMVPを獲得し
この後入団5年目にして三冠王の史上最年少達成
バレンティンの年間60本塁打記録をも塗り替えることに
なりそうです!
近年日本のプロ野球界は「投高打低」と言われていますが
今年は佐々木朗希の完全試合を始め東浜、今永、山本由伸、
ポンセがノーヒットノーランを達成
9回終了まで完全試合を演じた大野雄大などなど投手陣の
活躍が一際目立っています!
どんなに劣勢の状況下でも強打者の9回裏の一発逆転勝利こそが、
ファン達が期待する「喜びの醍醐味」ですから
数あるスポーツの中でも野球の面白さが一頭地を行く
大きな魅力と言えます!
そんな中で今年それを実践しているヤクルトの村上は、
米国で歴史を塗り替えるだけでなくルールそのものを
変えさせているMLBの大谷の大活躍と並んで、
日本人の精神の高揚に
大いに寄与しているのです!
今の村上には、優秀な投手達が
内角攻めや変化球など頭脳的に最大限工夫して
どんなにいい投球をしてもヒットされてしまうことは、
今日の試合を見ても明らかです!
日本の野球界でも王、野村、落合と言ったレジェンドの
ホームラン王、三冠王達成者達を超える凄い選手が
登場したことにより
彼らの作った大記録が次々と海の向こうの大谷と同様に
塗り替えられていくに違いなく
野球ファン達は一様に今後の大きな楽しみと
期待でワクワクするのです!
2022年7月27日
''金銀銅独占''
昨日で米国オレゴンでの2022年世界陸上競技大会が
感動の内に終了した。
今やオリンピックと肩を並べる
世界中のアスリート達の中でも陸上競技選手達にとって
垂涎の競技会なのである。(但しロシアとベラルーシ選手達
だけドーピング問題とウクライナ侵攻問題で
世界陸連から競技会に当分の間
出場禁止になっていることは残念であるが、、、)
いつも思うのだが、世界陸上の一流選手達を見ると
人間の骨格や筋肉というものが、
「美の極地」と言っても過言でない
鍛え上げられ方、健康的で美しい姿に
なっていて惚れ惚れするのは
私一人では無いだろう!
「走る」「飛ぶ」「投げる」の競い合い通じて
人間の体力が成せるギリギリの極地を今回も
世界新記録を始め様々な形で数多く感動的な
シーンを我々に展開してくれた!
わざわざ現地に訪れずとも映像や音声技術の革新的な
進歩のお陰で生々しい実況放映という形で、
エアコンの効いた快適な環境で
ビールやワインを片手にして
易々と世界最高峰のスポーツ競技会を鑑賞出来るなんぞは、
私の様な年嵩を重ねて来た
「無精者」にとってはなんとも嬉しい!
TBS系の関係者に感謝したい!
以下既に多くの人達が言及し少し長文になって
恐縮ではあるが
もう一度改めて今大会で私が特に感銘を受けた
競技と選手達を振り返りたい!
なんと言っても今回の最大の衝撃は、
「棒高跳び」である。
スウェーデン デュプランティスは、
あの鳥人「ロシアのブブカ」の世界新記録を既に
2014年に破っていたが
6m6cmで金を確定した後自己の持つ室内記録
6m20cmをも上回る
6m21cmというまさかの驚異的世界新に挑戦し
見事に果たしたのだ!
競技場全体が怒涛の様な歓喜と拍手で揺れ動くほどの
熱気で溢れ
正に今大会の有終の美を飾るにふさわしかった!
又「槍投げ」ではカリブ海の小国グレナダのピータースが、
世界新も見えて来る他を寄せ付けない圧巻の 90m超えを
繰り返したことも印象的であった!
更に女子では、米国のマクラフリンが、
400mハードルで、
日本男子記録保持者で2回の世界陸上銅メダル獲得者でもある
世界一の技術を持つと言われたハードラー「為末大」をして
感動させた50秒68という世界新記録樹立には目を見張った!
又、ジャマイカの陸上女王S.A.フレイザー・プライスと
S.ジャクソンの100m200mの金銀争い、
特に100mでは、E.トンプソン・ヘラーと共に
金銀銅独占したジャマイカには、
今や短距離界・世界最強国としての実力を
十分見せつけられた思いであった。
翻って日本人が、今回これほど躍進した大会も無いだろう!
大会初日から20km競歩で山西、池田が金銀を独占して、
日本人の活躍を予感させる好調な出足に
日本人のスポーツファン達は色めきだったのだ。
最終日には今回初の35Km競歩で川野が銀メダルを
獲得しアジア新記録をも更新した!
競歩が、今やかつてのマラソンに変わり
世界でも注目の強豪国になり始めている!
これにはどうやら理由が有り、
競歩選手達のレベルを上げる為に
競歩の世界的審判員を招き日本人審判員を
徹底養成して厳しい目で判定させることを通じて
選手達が「失格」に陥らない様な
世界的競歩技術を身につけさせる努力を懸命に
繰り返し選手達がそれにしっかり応える
科学的訓練を絶え間無く行って来たことによる様だ!
以下特に私が印象に残った日本人選手達の
活躍を羅列してみたい!
「女子槍投げ」では北口が、日本人初の銅メダルを
最後の6投目で見事に受賞するという快挙!
男子では久しぶりに出場したディーン元気が
予選82m超えたものの
決勝では今一つ力を出しきれず9位に終わったが、
今後の発展を予感させるものではあった!
100m ではなんと言ってもサニブラウンが
「日本人初の決勝進出」で
世界の最速ランナー達の中に分け入って
7位に入賞したのは、
まだ23歳という若さと恵まれた体格を考えると
次の大会に向けて
大きな期待を持たせるものとなった!
「走り高跳び」初出場で決勝に進んだ真野
そして「走り幅跳び」橋岡も予選て8m超え
首位通過した時は、
もしかしてと決勝でのメダルの可能性をも期待させたのだ!
なんと言っても
女子800m1500m5000mの3種目に無謀とも言える
チャレンジを果敢に実行した
日本では圧倒的な強さを誇る
田中希実の頑張りには
記録は本人が望むまでは至らなかっとは言え
スポーツファン達は、頭が下がる思いで
応援を今後もしていきたいと
思わせるものを抱かせたのだ!
団体種目では、
4×400m(マイルリレー)である。まさかの決勝進出!
優れた4人のメンバーを揃えることが
至難のあの過酷な400mで
佐藤、川端、ウォルシュ、中島という史上最強の
メンバーを擁して
3分を切るアジア新記録の快挙で4位に入ったことは
日本人では無理と思われていた事が、
実現可能なのだと思わせた瞬間であった!
最後にかっての日本のお家芸「マラソン」である!
今回残念ながら2時間5分29秒の日本新記録保持者である
鈴木健吾がコロナの為に不出場となったのは
報奨金1億円を逃した事に続いて
またしても彼の不運を悔やむ思いである。
そもそも世界陸上が開催される事になったのは、
「1980年モスクワオリンピック開催時」前年の
ロシアのアフガン侵攻に
反対する西側諸国の国々と共に政府の判断でボイコットし
日本選手達も不参加となったのを契機に
1983年から始まった大会である!
1980年当時は日本マラソン界は、圧倒的な強さを誇り
瀬古利彦と茂、猛の宗兄弟と共に日本マラソン史上
最強の時代であった!
3人はオリンピックに向けて
奇しくも今回の世界陸上の地オレゴンでの練習で
最高潮に仕上げていた。
日の丸が3本揚がるのは必定と見られていただけに
日本国民は政治判断がスポーツに介入する不本意な決定に
一応に残念遺憾で諦めるしかなかったのだ!
もし2年後の1982年に世界陸上が行われていたとしたら
まだまだ世界に誇る力を彼らは温存していただけに
この三人で、参加出来なかったオリンピックの雪辱を
果たせたのでは無いかと
「タラネバ、、、」と言われても
私は今でも思うのである。
アスリート達にとって一年の違いは、極めて大きい!
その意味でも4年に一度のオリンピックでは、
肉体を酷使してギリギリの世界に生きる
選手達には長すぎるので2年に一度の世界陸上は、
最高潮に達した陸上選手達の
素晴らしいパフォーマンスを
我々は目の当たりに出来るので
興奮が止まらない!
世界を屈辱的に凌駕する「覇権主義」とは異なり
他国の人間を傷つけることの無くその見事さを
選手も観衆も巻き込んで称賛され
一国で「金銀銅独占」が許されるのは
唯一スポーツの世界だけの特権なのだ!
***********************
2022年5月29日
”ラグビー・リーグワン:初代王者を決める決勝戦”
本日の国立競技場は、ラグビーのトップリーグに代わって
本年から始まった「ラグビー・リーグワン」の
決勝戦が行われ、死力を尽くした激戦の結果18対12で
「埼玉ワイルドナイツ」が「東京サンゴリアス」に対して
勝利を収めた。
トップリーグ最後の勝者がリーグワンの
初代チャンピョンに決まった。
両チームとも日本を代表する世界レベルの選手達が
ゾロッと揃った決勝戦は、
期待を裏切らない見応えある試合で、
正に鍛えられた肉体と明晰な頭脳を駆使する
「チームワークとスピードが勝負の男達の肉弾戦」
の極みであった。
「平和な世の中だからこそ成立する、品格あるスポーツ!」
の名に相応しい姑息な反則行為が微塵も感じられない
素晴らしい闘い振りに久しぶりに感動した!
21世紀に入って海外のトップレベルのコーチや、
選手達の加入により
劇的に日本ラグビーのレベルが向上し、
2019年の日本で開催されたワールドカップ決勝リーグに
駒を進めベスト8に名乗りを挙げ日本中を
沸かせただけでなく世界のトップグループに肩を並べ、
一気にラグビーファンが増えたことは、
すでにご承知の通りである。
17年続いたトップリーグ時代6度の決勝戦で
優勝争いを繰り広げ五分五分の戦績を残す
両雄相並ぶチームの戦いである。
「埼玉ワイルドナイツ」には、
アタックやスペースを活かす選手が多く
オーストラリアのNo1現役代表・100m10秒代の
実績の通り脚力にものを言わせ
今回前半初トライかと思わせる
コロインベテも昨年から加入している。
そしてすでに日本ファン達にも
良く知られた稲垣、堀江、竹山などなど
又「東京サンゴリアス」には、辻雄康の様に
フィジカルに強い選手が多く、
又ダミアン・マッケンジーなどは、177cm の小柄でありながら
ニュージーランド・オールブラックス代表の契約を
放棄してサンゴリアスに移籍して今回ゲームの流れを
見事に予測して迅速的確なボール捌きは、観客達を魅了した。
正にワールドカップを居ながらにして見る思いであった!
最近は、TMOというビデオ判定が各スポーツで
取り入られているがこの試合でも「トライ」かと思われたものが
これにより覆る微妙な判定を誰にでも納得させる役目を果たし
他のスポーツに比してラグビーでは、
どちらかと言うと常々観客達のブーイングが少ない方なのだが、
納得の判定となった。
リーグワンは、4つの実現すべきミッションを掲げている。
・ファンが熱狂する非日常空間の創造
・地元の結束、一体感の醸成
・日本ラグビーの世界への飛躍
・社会に貢献する人材の育成
今日の素晴らしい試合を目の当たりにした観衆達には、
そのミッションの実現への可能性を大いに
実感出来たことだろう!
かつては、日本の男の子達の多くが
野球選手になる夢を抱いたものだが、
翻ってサッカー界は、21世紀に入って
子供達(特に男の子)の人気を集め
将来プロ選手の夢を持つ子供達も増え、
若い有能な選手達を次々と輩出して来ている。
これはひとえにこの間の関係者達の様々な形の
努力と工夫の賜物であろう!
本日のラグビーの試合を見ても
観客の中に子供達の姿がまだまだ少ないのを見ると
関係者達がラグビーの活性化に向けて本格的に
取り組みはじめた記念すべき
本年本日の「リーグワンの世界的レベルに迫る
すぐれたプレーと迫力ある激闘の決勝戦」を契機に、
それぞれのチームが所属する各地域で
明日を担う子供達が一人でも多く
ラグビー選手になる夢への挑戦に
目覚めてくれることを
ひとりのラグビーファンとして切に希求するものである!
2022年4月10日
4月10日ロッテの佐々木朗希投手が初登板から何と
2年目で対オリックス戦で大々記録を打ち立てた。
日本プロ野球史上「完全試合達成者」は、1950年の巨人の
藤本英雄から1994年のやはり巨人の槙原寛己まで
僅か15人しかいない。
あの日本で唯一の400勝投手・伝説の左腕・国鉄の金田正一でも
プロ8年目24歳の時であった。
これまでの大洋の島田源太郎の記録をも破り
史上最年少の記録達成である。ルーキーとは思えぬ捕手松川の
リードも冴えて前人未到の連続13奪三振は、
昨年のオリンピックで大活躍した
三振しない男「吉田正尚」にすら球をほぼバットに
かすりさえさせなかったのは、
プロ野球界の度肝を抜く「令和の怪物」の評価を正に
本日不動のものにしたのだ!
最早彼には夢の170kmの球速記録達成、そして誰も
成し遂げていない2回以上の完全試合の
達成すら見えて来る。
あの甲子園での花巻東との決勝戦で故障予防のため
涙と悔しい「登板回避」を決めた國保監督の
判断からプロ入り後、
その天賦の才能を着々と短期間で
磨き上げて来たことにも敬服するが、
それを優る世間から特に注目されている
という体験と自身の生き方を見失わないことから
生成された強靭で不屈の精神力から産み出された
高揚感とが見事に融合し、ここに来て最高潮の域にまで
遂に到達して来たという感じである。
おそらく今後数年から10年は、致命的な怪我などない限り
史上初という記録が続々と生まれるだろうことを
思うと苦渋の道を選んだ関係者達の喜びも
又ひとしおであろう!
米国の野球のルールを1シーズンで大きく変えてしまった
大谷翔平と言い、今の日本プロ野球界はすごい選手が
続々排出して来て野球がますます
面白くなって来ている。
二人とも奇しくも東北の出身者であるという
ことにも惹かれる。
今日、投手の「先発「中継ぎ」「抑え」という
役割分担の中で、年間15勝も至難の技なので
金田正一の400勝などはるか遠い記録であろうが、
野球ファンとしては、二刀流の大谷には、
1シーズンで「ホームラン王と最多勝利投手」の同時受賞
佐々木には、金田の記録をも是非超えてほしいと
つい夢見てしまうのだ
***********************
2022年2月17日
'オリンピックへの思惑こもごも'
中国の北京での冬季オリンピックも終盤に差し掛かっているが、
現在、日本選手達も目覚ましい活躍振りで史上最大数の
メダルを獲得している。
幸いにして、心配されたコロナの蔓延の怖れは、
習近平の未来の政治生命を賭けた尋常でない程の徹底した
取締規制と防護政策によりほぼ完璧に抑え込まれ、
開催前後から世界中で湧き上つた
「中国の人権侵害問題」を取り上げた
「開催に異論を唱える非難の怒号」も
目下のところ多少の紆余曲折は見られたが、概ねかき消されて、
習近平とIOCの思惑通りに進んでいる様だ。
さらにここに来てフィギュアのロシアのワリエワ選手の
ドーピング問題の浮上でマスコミの関心事は、
一気にドーピング疑惑の解明一色に変貌してしまっている。
北京オリンピック船は、洋上で舳先を順調に
進めている感がする。
ドーピング問題の様々な議論や対策は、既にマスコミで頻繁に
取り上げられているので改めて言及する積りは無いが、
様々な世界大会の中で「オリンピックという
スポーツ選手達の夢の最高舞台」で、
近年は特にメダル獲得という快挙は、選手は無論、
選手のパフォーマンスを最大限に発揮させようとする
コーチや医療、科学分析スタッフ達にとっても
大きな名誉に繋がることは確かである。
メダリストを輩出させた事による功績は、その後
関係者本人の能力もさらに高く評価され経済力向上に
直結する事もまた真実なのである。
ロシアの様に試合結果をあからさまに金と地位権力に
リンクさせる国や人間達は少ないが我が国を含め
他国でも皆無とは言えない。
姑息な手段を使ってでも
オリンピックで選手にメダルを取らせたいと考え、
露見し難い巧妙なドーピング違反を画策する輩がいる以上
無垢な優れた才能を持つ少年少女達が、
今後とも黒い魔の手の犠牲者となり、
本来受けるべき栄光を失い人生を棒にする
可能性があるといえる!
要は、オリンピックに限らずスポーツ分野では特に、
優勝者とそれに準じる者達にしか、政財界、マスコミなどで、
スポットが与えられず経済的にも精神的にも
恵まれることが皆無に近いことにもよるのだろう!
因みに私の従姉妹の嫁ぎ先の親族で、過去3回
冬季オリンピックのアルペン「回転と大回転」の
日本代表選手として出場した者がいるが、
残念ながら結果はメダルには届かなかった。
日本は、アルペンでは、猪谷千春さんの銀メダル以来
誰もメダルを手にしておらず
ヨーロッパの選手達には遠く及ばない事もあるが、
華々しく活躍する人物以外には
注視することの無いマスコミの常として、当然ながら
アルペン種目の選手達がTVなどで登場する事もなく
勿論話題にもならないので
関係者以外ほぼ日本国民達は、彼らの名前すら知らない。
当の本人は、現在地元で子供達にスキーを指導したり
次の優れた後継者を育てる為の地味な活動を続けている。
今回、不運にもメダルを逃した羽生結弦さんや高梨沙羅さん他
多くのオリンピアン達!へ
あなた達は日本国民の僅か0.001%にも満たない超優秀な
能力を持った偉人なのです!
私の様な凡人から見るとオリンピアンとは、
とてつもない雲の上の超人なのです!
今回の結果に関わらず胸を張って帰国し、
次の挑戦機会へ向けた精進と
未来のオリンピアンの育成のために
ぜひ貢献してほしいと願うだけです!
***********************
2022-1-3
"なんと言っても正月のお楽しみスポーツはこれ!"
先ずは兎にも角にも今年も元旦から
ニューイヤー(実業団対抗)駅伝やラグビー、
サッカー等々の試合をこのコロナ禍の中、
「正月限定の旨い日本酒」に舌鼓を鳴らし
ほろ酔い気分でぬくぬくとTV観戦出来る安穏な年初を
迎えることが出来たことに
私は神に感謝しなくてはならない!
日頃から鍛錬され磨かれた美しい肉体と卓越した
技術的パフォーマンスにより互いに競い合う選手達の
素晴らしい活躍を見られる様々なスポーツ観戦は
ほぼ競争を目的としない他の優れた芸術文化から受ける
精神的高揚感とはまた別格の感覚で私は満たされる。
時として私の身を音楽的なグルーブ感にも似た
感覚で包んでくれるからだ。
特に2日早朝から開催される「箱根駅伝」は
その最たるものである。
テレビから流れてくる早口と興奮気味の報道が聞こえてくると
覚えずテレビに釘付けになってしまうのだ。
思えば「日本マラソン界の父」金栗四三達が世界に通用する
マラソンランナーを育成したいという思いから提案し
1920年当初4校から始まった「箱根駅伝」は今年で98回目を迎え
関東学生陸上競技連盟に加盟する135校を超える大学の中から
前年度シード校10校と予選会順位通過の10校と
個人成績順に選ばれ組まれた学連選抜の1チームの
21チームで競われている。
この伝統ある「箱根駅伝」が正月早々に開催されることに
大変意味があると私は考えている。
春秋に富んだエネルギッシュな青年達が、仲間に襷を
繋ごうと懸命に走るひたむき必死な姿を見ると
多くの日本人達は未来に向けて「よし自分も頑張ろう!」
という英気と熱情が湧いてくるのだ。
さらに言えば、全行程10区の各区でチームの最終結果とは別に
昨日まで誰も知らない選手が、その区間で大記録を産み
もしくは大活躍することで
たちまちヒーローに躍り出る機会が持てることは
大学卒業後どんな分野に進もうとも
将来その青年の精神作用にとって大いなる意味を
持つものと思われる。
然るに本年はと見ると、
すでに多くの人達がご存じの通りであるので詳細は避けるが、
16人の登録メンバー全員が1万メートル28分台の記録を持つ
「青山学院」の圧倒的ぶっち切りの強さで往路復路共に
総合優勝し前人未到の大会新記録の大記録を打ち立てた
ことを賞賛したい!
2004年に監督就任以来1915年の初優勝から今度で
6度目の優勝を果たし「青山学院大学」の名を
「駅伝強豪校」として各大学の目指すところに押し上げた
原監督の「選手の特徴と良さ」を引き出す優れた采配と
手腕にも大いに拍手を贈りたい!
そしてこの青山学院大学に学び、それまでシード校に入ることも
難しかった東京国際大学、創価大学、國學院大学、
帝京大学などなどが好成績を収めたことにも注目したい!
今年ほど往路復路共に各区間で順位が目まぐるしく
変化した戦いは珍しく見るものを
本当にワクワクさせた。
2位に入った順天堂、昨年劇的な大逆転で優勝した
駒澤大学が惜しくも3位に、そして4位の東洋大学、
1区で15年ぶりに区間新記録を打立てた吉居の頑張りに
応えるように久し振りに6位に入った中央大学など
僅差の中で強豪校が久し振り本来の力が戻ってきた
ことも嬉しい!
このように強豪大学や新興の大学が間違いなく
その格差を益々縮めているのが分かる大会であった。
それもひとえに、近年の学生気質に合わせて
前近代的な上から目線の強圧的指導にのみによらず、
さりとて
怠け癖やすぐに諦めてしまう癖、我儘傲慢な態度を
つけさせないように工夫配慮しながら
本人の適性を分析して良いところを最大限活かし
チーム力を身につけ最高のパフォーマンスを引き出す為に
心底納得させる常日頃の接触方法を通じた
監督やコーチ陣の不断の努力が稔ってきている
からだろうと私には思える。
来年以降もさらに楽しみな「箱根駅伝」である。
******************************
2021年7月27日
'史上最悪の社会情勢の中のオリンピックで
日本選手達の素晴らしいパフォーマンスに感動!そして浮れ過ぎに警戒!'
コロナ禍の中で感染症の拡大懸念を内包させながらも、今のところ
概ね注意深く、控えめに開催され始めたオリンピックが、
長い年月、限界ギリギリまで身体と精神を鍛え上げ磨き続けてきた
選手達の見事なパフォーマンスを次々メディアで眼にする
ことが増え多くの日本国民達に夢と元気を与え、未来志向を
前向きにさせる精神構造を芽生えさせ始めている。
一部の政治家や金の亡者達が、オリンピックを「餌と好機」と考えて
有利な政治的展開や金儲けを企てるおどろおどろしい醜い姿を
今大会直前まで見せつけられほとほと嫌気が指していた日本国民達は、
「暗雲の中に希望の光明」をしばし貰っている。
始まったばかりのオリンピックで、ベテランから初出場の選手まで
かつて無い程の活躍でメダルラッシュ状態を見せつけられると
この状況下で選手達が「最高のパフォーマンスを示せるのか?」と、
大会前に疑問を感じていた私の考えは間違だったと知った。
強健な身体と強靭な意志力を持つ選手達は、どんな状況下でも自身の
最高の姿を表現する事に緊張はあっても矛盾も躊躇も無いのだ。
オリンピックは、通常の世界大会とは断然異なる
世界空間なのだ。
今大会で初めて採用されたスケートボードなどの
競技で10代を始めとする若い世代の選手達の活躍振りは
目を見張るものがある。
これまで上野や山田中心の米国と並ぶ強いチームを作り上げて来た
ソフトボールでも後藤という20歳のスゴイ選手が登場し
又卓球の混合ダブルスでは、(水谷・伊藤美誠ペア ちなみ幼少期の伊藤に母親が
彼女が寝ている耳元で「中国選手に勝てるのは貴方だけ、、」と囁やいて
潜在意識に吹き込んだというエピソードをかつてある番組で
観た事があるが、、) 遂に念願を実現したのだ。
サッカーでは久保、堂安他若手の活躍で優勝候補のメキシコを
的確な距離感と早いパスワーク、チャンスでのシュートにためらわず
執拗なガードに徹し相手の攻撃を阻止し見事に下し、決勝トーナメントへ順調に
駒を進め念願の金へ挑戦しようとしている。
さらに日本のお家芸と言われる体操男子でも名選手内村航平に代わる
初出場の若い選手達が、大きなミスなく将来への大躍進を予感させる活躍で
金にもう一歩の銀メダルを獲得した、
又3×3バスケット(かつてバスケットに夢中でオリンピックに出たいと
子供の頃より夢見た私個人としては、身長の高い選手が断然有利な
本来のバスケットと異なる、この10分間限定の持続的なスタミナ力と
2点を取るシュート力、カットインの巧さなど身長の高さの
優劣に関わらず運動能力こそが勝負となる斬新な競技を
今回初めてじっくり観て非常に興味深く興奮した。)
この他新種目や、これまで世界の強豪国の選手達から
劣勢を余儀なくされていた競技でも今回大躍進を遂げている。
更に申せば、日本発祥の武道の一つである柔道でも若い世代の台頭が
「金」を続々産んでいる。
一方で大野将平のように世界で並ぶもの無しと思われて来た選手でも
オリンピック2連覇するのに準決勝、決勝とかなり苦戦した。
今や世界の150カ国以上で柔道家がいる現状、世界の日本との距離は
どんどん縮まっている。試合後に「今後も自身との戦いでそれに勝つ」
ことを明言した大野の言葉は重い。
押し並べて試合後インタビューで選手達が皆一様に「今大会が
開催されるまで悩み挫けそうになりながらも、多くの支援者達に
支えられて今日のパフォーマンスが出来た事に感謝すると述べ、同時に
このコロナ禍で苦しめられている人々やその陰で感染を抑止する為に
日夜貢献する医療関係者達そして子供達に勇気と元気を少しでも
与えられることを本望としている旨の発言している。
ただ勝利した事に酔いしれているだけでないことを我々も
肝に銘じておきたい!
こうして見てくると選手達を鼓舞したり
集中力を高めるのに人々の支援は非常に
大きいことは確かであるが、まじかな観戦者の数が必ずしも
左右するとは、言い切れない感じがする。
将来の観戦の有り様に向けて
今回のオリンピックは競技場の観覧席の席数や、
会場の設計並びに映像技術などを駆使し、応援方法を革新的な
方向へ進ませる契機になるに違いない!
この後8月8日まで「オリンピック」は開催され、更に続いて8月24日から
9月5日まで「パラリンピック」が行われ
続々と日本選手達の活躍を見る事になるだろう!
がしかし、見る側の我々は、「日本の選手達の活躍を良い事」に
調子づいて、軽々しく「皆んなで楽しまないと面白く無い」とかの
もっともらしい理由をつけて
外出し皆で集まって大騒ぎする事だけは、断固慎まねばならない事は
賢い日本国民達は既に重々気がついている筈だ!と思いたい!
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2021年5月30日
''球界を賑わす大物ルーキー・佐藤輝晃に注目''
今年の野球界は、人々が心身ともに疲弊しているこのコロナ禍の中で
少なくとも日本人には、毎日の試合が楽しみでワクワクさせて憂鬱な気分を
一掃させてくれるふたりの選手がいる。一人は、言わずもがなではあるが、
米国大リーグで大活躍中の今や、米国の野球ファン達の心をも掴み始めたエンジェルスの
「大谷翔平」もうひとりは、阪神のルーキー「佐藤輝晃」である。
しかし、昨日の交流戦「西武」との対決で「佐藤輝晃」が、
まさかの3本のホームランを放つとは、私も度肝を抜かされた。
巨人のあの「長嶋」以来なんと59年振りの大物ルーキーの登場に球界関係者は、
色めきだっている。
我が愛する巨人の4番打者「岡本和真」が、昨日だけは小兵に見えた。
大体において、投手のマウンドからホームベースまでの18.44mしかない距離で、
140km/hを超える投球スピードの球を投手から投げられてバットに
当てること自体プロの選手といえども至難の技なのである。
バットに球を当てるには、上半身と下半身のタイミングを上手く調整させる事、
バッティングスピードをより速くする事、
そしてれた動体視力を持っていることなどなどが条件だからだ。
画面で見る限り、佐藤選手は動体視力も、
バッティングスピードも通常のの選手とは比べものにならないほど
優れて(計測した訳で無いので確かなことは、申せないが、、)いるように見える。
概ね上半身のコントールが特に優れていてボールが高く上がるようにコンパクトに当ててる。
球界の優れた名投手達も今後対戦する時には、
投球方法に緻密な「佐藤対策」をしない限りこの新人にキリキリ舞させられる羽目になりそうだ。
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である琵琶湖毎日マラソン大会でも、もう一つ振るわなかった、
鈴木健吾が本日、歴史あるびわ湖毎日マラソンの最後の大会で、
遂に日本中のマラソンファン達の度肝を抜く好記録で優勝した。
それも、大迫選手の持つ日本記録を30秒以上縮める4分台の日本人初の新記録である。
拍手拍手!一年早ければ、君が五輪代表に選出されていたところであつたが、
残念ながら遅かった!又、日本実業団陸連には、既に大迫選手たちをはじめ
他の選手達に1億円を超える金額が拠出されてしまっているので、
手元に800万円の残額しかないようで1億円の賞金は、
日本新記録を打ち立てたにもかかわらず今回は手に出来ないようだ。
このコロナ禍でも、大利益を上げている企業辺りから、
特別褒賞金を申し出てくれるところがないものだろうか?とも思ったりもする。
それはそれとして、人間には、人生、同様な結果を出しても、
時の女神の差配により「運、不運」が別れることがある。
然るに、鈴木選手は、今、レース後のコメントを見ていていても、
落ち込んだり悔やんだりしていないとは、思うのだが、君の名前は、
今日で完全に日本国中で知られることになったのだ。
今後他の日本人選手達は、君が一番の目標になる。
出来れば、精進して、キプチョゲの持つ世界記録を突破して欲しい!
君の前途は、今日から大きく変化する。
今後多くの日本の企業やマスコミからの思わぬ出演依頼や広告収入などで、
多額の金額を手にすることになるかもしれない!
今日の勝利を、冷静に分析して、惑わされずに今まで通り
謙虚に鍛錬を続けて欲しい!、、と私は思うだけだ。
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